あなたのクマの原因は何？男のクマとその解消法

2018/05/29

目の下のクマは疲れ顔、老け顔の象徴。男性は女性と違ってメイクをしないので、クマを隠すこともできませんよね。

クマにも種類があって原因も様々なんですよ。それぞれの特徴や原因、そして解消法を知っていつも爽やか元気顔を手に入れましょう！

男のクマは３種類

クマにも種類があり、それぞれ原因が異なります。男性のクマは以下の3つに分けられます。それぞれの特徴と原因をみていきましょう。

青黒い色をしたクマで、目の下の部分に現れます。飲んだ次の日や寝不足が続いた時、疲れが溜まっているときは色が濃くなるという特徴があります。男性の場合、日頃から寝不足の人や付き合いで飲みに行くことが多いので、青クマが慢性化している人もみられます。

この青黒い色は、滞っている血流が皮膚から透けて見えている状態です。目の周りの皮膚は薄いので、色白に人は特に目立ってしまいます。

血行不良が原因でできるクマなので、手足の冷え、凝り、リンパの詰まり、疲労、喫煙、ストレス、眼精疲労、睡眠不足など要因は様々ですが、生活習慣に起因していることがほとんどといえます。

黄色っぽい色でくすんでいたりシミのように茶色くなっているクマで、目の下だけでなくまぶたにもできる特徴があります。皮膚自体の色が変色しているので、日によって色が濃くなったり薄くなったりすることはなく、常に茶クマは同じ部分に一定に存在します。

この茶色の色素は、メラニン色素です。つまり、シミと同じものです。メラニン色素というと日焼けなどの紫外線をイメージしがちですが、紫外線以外にも目をこすったりする摩擦ダメージや、洗顔不足による皮脂の酸化など、肌がなんらかのダメージを受けると、メラニン色素が大量に発生します。

本来ならそれらの刺激をストップし、ケアをすれば自然治癒されますが、メラニン色素が慢性化している人は色素が定着して皮膚に染み付いてしまい、そうなると自力で消すことは困難になります。

黒クマは別名影クマとも呼ばれる黒色のクマで、目の下のたるみが影になって黒くしているものです。光の具合で濃さが変化します。目の下がぷくっと膨らんでいる人、さらにそれがやや垂れ下がっている人に黒クマが発生します。

この膨らみはいわゆる一種のむくみで、老廃物と水分でが滞って顔に滞留しているものですから、朝よりも夕方から夜にかけてむくみが酷くなったときに、黒クマも濃くなる傾向があり、一気に老け顔になります。

とにかく血行促進を意識しましょう。

血行は生活のあらゆることと密接につながりますが、基本的には睡眠、食事、運動を意識することが大切です。

栄養バランスの整った食事と充分な睡眠で疲労を回復させ、健康的な生活を心がけてください。

温感療法も効果的です。お風呂では目の周りをホットタオルで温めたり、半身浴をしたりなど、温めることを意識するようにしましょう。

疲れているときは、マッサージにいったり、足ツボやメンズエステでのフェイシャルマッサージなどもオススメです。パソコンやスマホを酷使すると目の周りの筋肉が凝り固まるので、目を時々休ませるようにしましょう。

メラニンケアが大切なので、スキンケアで美白を心がけるようにします。

化粧水や美容液は、ビタミンC誘導体やアルブチンなど美白有効成分が入っているものを選び、毎日きちんと保湿を徹底します。寝る前にはアイクリームも塗りましょう。

外出前には必ず日焼け止めを塗り、紫外線ダメージを軽減させます。

あれこれ使うのが面倒な人は、メンズ向けにオールインワンタイプの化粧品が販売されていますので、そういったものを活用し、毎日継続してケアすることが大切です。

また目をこするのは厳禁です。アレルギーなどで目を擦ってしまう人は、まず病院にいって治療しましょう。

ダメージを減らして美白をすれば茶クマは軽減されますが、自力で薄くするのは時間と労力もかかりますので、エステやクリニックで治療することも視野に入れるといいでしょう。

目元にハリを与えることと、たるみを解消することが重要です。

まず、目元にハリを与えるためにはスキンケアが重要です。加齢とともに肌内でコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンが減少すると、皮膚の薄い目元には一気にそれがたるみとして現れます。

目元の乾燥が気になる人は、特にヒアルロン酸を補うような化粧品を使うといいでしょう。

また、たるみを解消するためには、表情筋を鍛えるトレーニングや、ヘッドマッサージなどで顔全体をリフトアップさせることに努めてください。

見た目の年齢を大きく左右させるのがクマです。生活習慣を改善したりスキンケアである程度薄くできる場合もありますので、諦めずにしっかりクマ対策をしてくださいね。