男の顔のシワの予防方法

2018/05/30 2019/03/12

年々増えていくシワ。ショックですよね。どうして若いうちはシワができないのに、加齢とともに増えてしまうのでしょうか。それは、老化で肌の構造に変化が現れるからなんですよ。

今回はシワのメカニズムと予防方法を学んで、アンチエイジングにつなげましょう。

シワができる仕組みは3ステップ

①【老化で肌の水分量や弾力が減る】
↓
②【重力でたるむ】
↓
③【よく動く部分がシワになる】

このようなステップを踏んでシワが発生します。

若いうちは、肌の真皮層でコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を生成する力が強く、充分に生成されるので、みずみずしくハリと弾力のある肌を維持できますが、老化で肌細胞が衰えると、それらの生成力が弱まり水分量も弾力も失われた肌になっていきます。

そして、水分や弾力がないと収縮した状態から押し返す力がないために、目元や口元などのよく動くところには、若い頃のように皮膚が収縮したあとに元に戻す力がありません。

そのため、目元や口元などには笑いジワやほうれい線ができてくるのです。

老化でシワができてしまうのは仕方のないことですが、シワが増えたり深くなったりしないように、ちょっとでも若く維持したいもの。特に男性は日頃からシワを悪化させてしまうような生活習慣をしがちなので要注意です。

ここではシワを促進させてしまう要因を学んでおきましょう。

男女問わず、一番の原因は加齢です。年齢によって肌の水分量や弾力の減少、肌のターンオーバーの長期化、筋力の衰えなどがシワを加速させていきます。

肌が乾燥すると、肌の表面の角質層がはがれ、内側の水分をどんどん蒸発させていきます。肌がかたくなるので、シワが元に戻りにくく今あるシワがますます深く刻まれるようになります。

男性は髭剃りや無理な洗顔で肌が常に乾燥している傾向にありますので、毎日しっかりとスキンケアで保湿をするようにしましょう。

笑うと目じりや口元にシワを引き起こしたり、怒ると眉間にシワがよったり、おでこにシワが集まったりなど、表情はシワを作り出します。乾燥しがちな目元や口元から最初に目立ち始めます。

紫外線は細胞を酸化させて肌の老化を早めてしまいます。紫外線を多く浴びる生活をしていると、若いうちからシワが増えるようになってきます。

特に男性はあまり日焼け止めを塗らず、塗ったとしてもゴルフや海行くときだけ…などUV対策を疎かにしがちです。シワ予防には1年中UV対策は必須ですので、毎日ちゃんと日焼け止めを塗るようにしましょう。

栄養が偏ったり、睡眠不足は肌の回復力が十分に得られず、新陳代謝を悪くする原因になります。疲れた肌を十分に労り回復させるためには、栄養と睡眠は欠かせません。

夕方になると目元や口元にたるみやシワができていたり、目の下にクマがある人は、生活習慣の改善に心がけましょう。

シワ予防には保湿は必須。スキンケアでは化粧水、美容液、保湿クリームを揃えてしっかりとケアするようにしましょう。色々と面倒な方は保湿や男性の肌に必要な成分が入ったオールインワンのアクアモイスがおすすめです。

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紫外線はシワの大敵ですので、毎朝必ず日焼け止めを塗って出かけるようにしましょう。

また、肌が乾燥している状態で日焼け止めを塗ると、ムラができたり肌への負担が強いため、化粧水や美容液で保湿をしたあとに日焼け止めを塗るようにすると失敗がありません。

髭剃りで肌が傷んでいる人は特に保湿とUVケアはセットでお手入れしましょう。

今は男性向けに下記の商品のような美容液とUVカットがひとつでOKな化粧品も販売されているので、そういった便利なアイテムを活用するのも一つの手です。

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DHC(ディー・エイチ・シー)

シャンプーやお風呂上り、朝などに頭皮マッサージをするのも効果的です。顔のシワ・コリが改善されます。

やり方はとても簡単。指の腹で、頭皮を動かすようにほぐします。生え際から頭頂部に向かって、ゆっくりと揉み解しましょう。痛みや凝りの感じる部分があれば、指で指圧していきます。

顔の血行が悪いと肌のアンチエイジングに必要不可欠なヒアルロン酸、エラスチン、コラーゲンなどの生成能力が下がるので、頭皮をほぐして顔の血行をよくするようにしましょう。

シワ予防の基本は保湿とUVケアです。男性はスキンケアの習慣がないので、いきなりあれこれ揃えて行うのは大変ですが、メンズ向け化粧品などを利用して上手にアンチエイジングを毎日の習慣にしてくださいね。