シミレーザー治療で肌荒れはどれくらい起こる？

2018/11/05

男性の間でもレーザーによるシミ治療を受ける人が広がり、その注目度は高まっています。

レーザーによるシミ治療を受けたいと考えるならば、そのデメリットについても十分理解しておくことが大切です。

今回の記事では、シミのレーザー治療で肌荒れが起きたりするのかなど、副作用や注意点についてまとめていきます。ぜひこちらの記事を読んで、シミ治療の知識を身につけるようにしましょう。

男のシミ治療はレーザーがおすすめ

できてしまったシミを完全に取りたいなら、クリニックでのレーザー治療がおすすめです。シミ治療は美容治療の中でも意外と手軽な治療で、1回の施術でキレイに消し去ることができることも多く、美容目的でシミ治療を行う男性も増えています。

1回の治療でシミを無くすことができるレーザー治療ですが、デメリットとなる副作用や注意点についても、最低限理解しておくようにしましょう。

以下６つの副作用が起こる可能性があります。

シミ取りのレーザーを照射すると、シミのメラニン色素に反応し熱を発します。その熱は周辺の組織にも影響を与えるため、シミのあった周辺も軽いやけどを起こした状態になります。

先ほどご紹介したピコレーザーは、衝撃波でメラニン色素を粉砕するため熱の発生も少なく、施術後の炎症も少なくなっています。

レーザーを照射した部位は、数日するとかさぶたになります。新しい皮膚ができるとかさぶたも自然にはがれますが、その間保護テープや絆創膏のような被覆材を患部に貼ってケアします。

このような被覆材を貼って過ごす期間は1週間程度ですが、顔にテープを貼って過ごすことになります。

ピコレーザーの場合は、患部の炎症も少なくかさぶたにもなりにくいため、テープを貼って過ごす期間も少なくて済みます。

レーザー照射後の肌は敏感になっており、肌のバリア機能も低下しています。そのため保湿や紫外線対策を怠ってしまうと、いつも以上に肌荒れしやすい状態です。

レーザー治療を受けた後は、しっかりと保湿を行い、日焼け止めなどの紫外線対策も行うようにしましょう。

紫外線によってメラニン色素が作られるように、肌は刺激を受けるとメラニン色素を作り出す性質があります。そのためレーザー照射が刺激となってメラニン色素が作り出され、新しいシミができてしまうことがあるんです。

これは「炎症後色素沈着」と呼ばれており、多くは肌のターンオーバーに伴って数ヶ月後には自然に消えて無くなりますが、なかにはなかなか消えないものもあります。

ピコレーザーは、この炎症後色素沈着も少なくなっていますが、いずれにせよ炎症後色素沈着が起きた場合のアフターケアをしっかり行っているクリニックを選ぶようにすることが大切です。

レーザーでシミを取った後も、紫外線などさまざまな刺激によって再びシミができてしまう可能性があります。シミができやすいなど体質の問題もありますが、シミが再びできてしまったり、新しいシミが発生してしまう可能性は誰にでもあります。

1～2年から数年に一度、メンテナンスの感覚でシミ取りに通う人もいます。

シミの深さや濃さによっては、レーザーでもシミが取りきれない場合もあります。薄いシミの方がレーザーの反応が弱く、取れないということもあります。

別の種類のレーザーを使うことによって取れる場合もありますが、取りきれないシミがあるということは理解しておくようにしましょう。

シミのレーザー治療における副作用や注意点についてまとめてきました。どんな治療にもメリットとデメリットがあるように、シミ治療もシミを消すというメリットがある反面、多少のデメリットは存在します。

ただし、炎症やかさぶたなどは、治療の過程なので時間の経過とともに自然に回復します。肌荒れについても、施術後のケアをしっかり行うことで、防ぐことができます。何より、治療だけでなくアフターケアもしっかりと行っているクリニックを選ぶことが大切です。

レーザーによるシミ治療を考えている男性の皆さんは、シミ治療にもデメリットがあることを最低限理解した上で、治療に臨むようにしましょう。皆さんが満足のいくシミ治療を受けられることを願っています。